領域B
口 外
117 C-87
正答率:64.8%
近5年のピックアップ問題
- 27歳の女性。上下顎前突を主訴として来院した。顎変形症と診断され、術前矯正治療が終了し、上下顎の顎矯正手術を行った。手術前後のパノラマエックス線画像(A)と側面頭部エックス線規格写真(B)を別に示す。手術名の略語を示す。実施した術式の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

-
【上 顎】 - 【下 顎】
- a. LF Ⅰ - IVRO
- b. LF Ⅰ - SSRO
- c. 前歯部歯槽骨切り術 - IVRO
- d. LF Ⅰ+前歯部歯槽骨切り術 - IVRO
- e. LF Ⅰ+前歯部歯槽骨切り術 - SSRO
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【診断】顎変形症
【治療段階】術前矯正治療が終了し、上下顎の顎矯正手術を行った
【画像所見】エックス線:
[パノラマ]
❶ 7 7 相当部に垂直な骨切り線およびプレート固定、下顎孔上部に水平な骨切り線を認める
❷梨状口下縁から上顎結節へハの字に伸びる骨切り線およびプレート固定を認める
❸手術前と比較し 4 4 が欠損しており、 5 3 3 5 の根尖をまたぐ長いプレートで固定されている
[側面頭部]
❶手術前後で上下顎の前突が解消されている
❷手術前後で上顎結節の位置が前方へ移動している
a:1.7% b:26.5% c:3.3% d:3.8% e:64.9%
解説動画
本症例にかぎらず、パノラマ画像が示された場合、歯数の確認は必ず行おう。冷静に歯数を確認すれば、前歯部歯槽骨切り術を追加した必要性がわからなくとも、正解までたどりつけるだろう。
臨床的には、側面頭部エックス線規格写真から、上顎骨をLe fortⅠ型骨切り術のみで後退させた場合、上顎結節が下顎枝前縁に近接し、開口時に干渉することが予想されるため、前歯部歯槽骨切り術を追加し上顎結節の位置を前方に移動させたと考えられる。