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国試過去問クイズ

第117回 国家試験 過去問

領域B
冠 橋
117 C-50
正答率:79.4%
Must !
近5年のピックアップ問題
40歳の男性。上顎右側第一小臼歯のクラウン脱離による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、咬合様式はグループファンクションであり、ジルコニアクラウンを製作することとした。完成したクラウンの口腔内試適で隣接面接触、辺縁適合性は共に良好であった。咬合検査後の口腔内写真を別に示す。次に行うのはどれか。1つ選べ。
  • a. クラウンの装着
  • b. クラウンの再製作
  • c. 頰側咬頭の咬合調整
  • d. 口蓋側咬頭の咬合調整
  • e. 辺縁隆線部の咬合調整
解答する
解き方
【主訴】上顎右側第一小臼歯のクラウン脱離による咀嚼困難
【治療計画】ジルコニアクラウンを製作
【診査所見】咬合様式はグループファンクションである→この咬合様式に準拠して咬合調整を行う
【治療段階】完成したクラウンの口腔内試適で隣接面接触、辺縁適合性は良好
【画像所見】
7654 の口蓋側咬頭や 76 の辺縁隆線に赤、青色の重なった印記
→咬頭嵌合位の咬合調整は終えていると考えられる
4 のクラウンの頰側咬頭のみに青色の印記
→右側方運動時の接触滑走をグループファンクションにできていない
解 答
c(正答率:79.4%)
a:5.0% b:0.9% c:79.4% d:11.4% e:3.4%
解 説
× a:
ジルコニアクラウンは試適時に咬合調整を行うことができる強度を備えているので、クラウンの装着は咬合調整や研磨を終えてから行う。
× b:
隣接面接触、辺縁適合性は良好であるので、クラウンを再製作する必要はない。
○ c、× d、e:
隣接面接触の調整、辺縁適合性、内面適合性の確認に次いで咬頭嵌合位の調整を行うが、写真よりすでにその調整は終えていると考えられる。一方、側方滑走運動時に 4 の頰側咬頭にしか接触滑走がみられないため、グループファンクションにするためには頰側咬頭の咬合調整が必要となる。辺縁隆線部は現時点で印記がないため、次に調整する部位とはならない。
解説動画
ここが大事

側方運動時の咬合接触部位(臼歯部):114B85(p.190)を参照

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