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酸化亜鉛は亜鉛の酸化物(ZnO)であり、亜鉛華・亜鉛白ともよばれる白色の粉末である。水に不溶で、酸あるいはアルカリ(塩基)と反応する。弱い収斂作用(アストリンゼント効果:タンパク質を変性させ組織を縮める作用で、止血・鎮痛・防腐などに効果がある)を有している。リン酸亜鉛セメント、カルボキシレートセメント、酸化亜鉛ユージノールセメント、酸化亜鉛ユージノール印象材、EBA セメント、根管充塡材などのさまざまな歯科材料に含まれている。
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仮封材の種類と特徴
熱可塑性を有し除去は容易であるが、封鎖性に劣る。そのため、後述する酸化亜鉛ユージノールとの二重仮封に用いられる。
揮発成分の気化により樹脂の薄膜を形成する。機械的性質・封鎖性は劣り、ガスや水分を透過させるため根管からの排膿などがある場合に、綿球などに浸し静置して使用する。
他のセメント系仮封材と比較して圧縮強さが小さい。窩壁に密着して封鎖性に優れる。生活歯の場合は歯髄鎮静作用が期待できる。
歯質接着性があり封鎖性に優れるが、とくにグラスアイオノマーセメントは除去が困難である。漏洩させてはならない薬物を貼薬するときなどに用いられる。
硫酸カルシウムなどを含むパテ状で、唾液などの水分により硬化する。操作性に優れ短期的な封鎖性は良好であるが、強度が低く崩壊しやすい。
化学重合型と光重合型があり製品によりさまざまであるが、セメント系仮封材と比較して封鎖性が劣るため、根管治療時にはあまり用いられない。また、歯質との接着は行わないため、除去が容易である。
酸化亜鉛は亜鉛の酸化物(ZnO)であり、亜鉛華・亜鉛白ともよばれる白色の粉末である。水に不溶で、酸あるいはアルカリ(塩基)と反応する。弱い収斂作用(アストリンゼント効果:タンパク質を変性させ組織を縮める作用で、止血・鎮痛・防腐などに効果がある)を有している。リン酸亜鉛セメント、カルボキシレートセメント、酸化亜鉛ユージノールセメント、酸化亜鉛ユージノール印象材、EBA セメント、根管充塡材などのさまざまな歯科材料に含まれている。