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国試過去問クイズ

第116回 国家試験 過去問

必 修
衛 生
116 D-2
正答率:82.0%
近5年のピックアップ問題
介入研究はどれか。1つ選べ。
  • a. 症例報告
  • b. 症例対照研究
  • c. 生態学的研究
  • d. 前向きコホート研究
  • e. ランダム化比較試験
解答する
解き方
疫学研究の手法には、①仮説を設定する記述疫学、②仮説を検証する分析疫学、③仮説を証明する介入研究・実験疫学、の3通りがある。①と②では人為的な介入をせずに観察を行う(観察研究)のに対し、③では対象集団に対して治療や予防処置などの介入が行われる。
解 答
e(正答率:82.0%)
a:0.6% b:3.9% c:4.0% d:9.3% e:82.1%
解 説
× a:
症例報告は特定の症例について治療経過などを詳細に記録した報告である。仮説を設定するための記述疫学に該当する。
× b:
症例対照研究は疾病の有無により母集団を症例群(患者群)と対照群(健常者群)に分け、過去の曝露要因と疾病の関連性を検証する研究である。仮説を検証するための分析疫学に該当する。
× c:
生態学的研究は学校や市町村などを単位とした集団において、集団ごとに要因と疾病の関連性を検証する研究である。仮説を検証するための分析疫学に該当する。
× d:
前向きコホート研究は研究開始時点での要因の有無により母集団を曝露群と非曝露群に分け、将来の疾病の発病状況と要因の関連性を検証する研究である。仮説を検証するための分析疫学に該当する。
○ e:
ランダム化比較試験は介入研究に該当する。介入研究において、母集団を介入の対象集団(介入群)と対象外の集団(対照群)に分ける際、無作為に行う場合をランダム化比較試験、無作為に行わない場合を非ランダム化比較試験という。
解説動画
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