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国試過去問クイズ

第116回 国家試験 過去問

領域B
小 児
116 B-37
正答率:77.6%
近5年のピックアップ問題
齲蝕のため抜歯を行った5歳の男児の口腔内写真を別に示す。エックス線画像では永久歯の歯数異常はみられない。
適切な装置はどれか。2つ選べ。
  • a. 可撤保隙装置
  • b. バンドループ
  • c. リンガルアーチ
  • d. ディスタルシュー
  • e. Nanceのホールディングアーチ
解答する
解き方
【年齢】 5歳
【現病歴】 齲蝕のため抜歯を行った
【画像所見】
Hellmanの歯齢はⅡA期
Dが抜歯されている→後継永久歯の萌出スペースを維持する必要がある
解 答
a、b(正答率:77.6%)
a:80.2% b:97.4% c:14.2% d:7.1% e:0.5%
解 説
○ a:
可撤保隙装置はHellmanの歯齢ⅡA~ⅢB期の前歯、臼歯、多数歯欠損に適応可能である。
○ b:
バンドループはⅡA~ⅢB期の片側性の臼歯1歯欠損に適応となる。
× c:
リンガルアーチはⅢA~ⅢC期の下顎に使用する装置である。
× d:
ディスタルシューはⅡA~ⅡC期の第二乳臼歯の早期喪失で、第一大臼歯未萌出時に適応となる装置である。
× e:
NanceのホールディングアーチはⅢA~ⅢC期の上顎に使用する装置である。
解説動画
ここ大事
各保隙装置の適応症と使用時期
保隙装置 適応症 使用時期
ディスタルシュー
保隙装置
片側で第一大臼歯の萌出前に第二乳臼歯が早期喪失した症例 ⅡA~ⅡC期
クラウンループ
保隙装置
片側で第一大臼歯の萌出後に第二乳臼歯が早期喪失した症例、
また片側で第一乳臼歯が早期喪失した症例
ⅡA期~ⅢB期
バンドループ 片側性の臼歯1歯欠損症例 ⅡA期~ⅢB期
可撤式保隙装置
(床型保隙装置)
乳歯の前歯欠損、両側欠損、多数歯欠損症例 ⅡA期~ⅢB期
リンガルアーチ 第一大臼歯萌出歯列で乳歯の多数歯欠損症例 ⅢA期~ⅢC期
Nanceのホール
ディングアーチ
上顎の第一大臼歯萌出歯列で乳歯の多数歯欠損症例 ⅢA期~ⅢC期
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