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国試過去問クイズ

第116回 国家試験 過去問

領域B
矯 正
116 A-27
正答率:77.5%
近5年のピックアップ問題
ブラケットが装着された上顎中切歯と、装着予定のアーチワイヤーの矢状断面図を示す。装着後の歯の移動で増大するのはどれか。1つ選べ。
  • a. SNA角
  • b. ANB角
  • c. 上顎突出度
  • d. 上顎中切歯歯軸傾斜角
  • e. 上下顎中切歯歯軸傾斜角
解答する
解き方
装着予定のアーチワイヤーは断面が長方形の角ワイヤー(レクタンギュラーワイヤー)であり、ブラケットのワイヤー挿入部分に対して角度が付与されている。このワイヤーをブラケットに挿入するとどのような力がかかるか、歯軸がどのように変化するのか予測する。
解 答
d(正答率:77.5%)
a:0.3% b:0.2% c:0.4% d:77.5% e:21.6%
解 説
× a、b:
上顎中切歯の歯軸が変化してもA点もB 点も変化しないため、SNA角やANB角は変化しない。
× c:
上顎突出度はN ─ A とA ─ Pog のなす角度であり、上顎中切歯の歯軸が変化しても変化する角度ではない。
○ d、× e:
歯軸はアーチワイヤーに付与された角度になるように変化するため、上顎中切歯は唇側傾斜すると予測できる。よって、上顎中切歯歯軸傾斜角は増大し、上下顎中切歯歯軸傾斜角は減少する。
解説動画
ここ大事
エッジワイズブラケットと角ワイヤー

ワイヤー挿入部分(スロット)が四角の形状をしているブラケットをエッジワイズブラケットといい、このブラケットに角ワイヤーを挿入して矯正治療を行う方法をエッジワイズ法とよぶ。角ワイヤーに角度を付与しエッジワイズブラケットに挿入すると、トルクを付与することができる。

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