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国試過去問クイズ

第116回 国家試験 過去問

領域B
冠 橋
116 A-25
正答率:36.3%
近5年のピックアップ問題
50歳の女性。下顎左側犬歯の前装部がはがれたことによる審美不良を主訴として来院した。15年前に下顎前歯部にクラウンブリッジを装着したという。診察の結果、咬合調整を行い前装部の修理を行うこととした。初診時の咬頭嵌合位の口腔内写真(A)と、左側方滑走時の口腔内写真(B)を別に示す。側方滑走時の咬合接触状態を示す。咬合調整を行うのはどれか。1つ選べ。

※〇印は側方滑走時に接触する。
  • a. 1
  • b. 3
  • c. 1
  • d. 2
  • e. 3
解答する
解き方
【主訴】
下顎左側犬歯の前装部がはがれたことによる審美不良
【画像所見】
左側方滑走時:1は挺出して1と接触している
2は矮小歯で側方運動に関与していない
32 3の露出したメタル部分に接触している
1 3がガイドとなり、臼歯部は離開している
解 答
e(正答率:36.3%)
a:9.7% b:20.0% c:23.5% d:0.0% e:36.3%
解 説
× a、b:
本症例は上顎は天然歯、下顎は補綴装置であるため、通常下顎の補綴装置を切削して咬合調整する。
× c、d、○ e
左側方滑走時の口腔内写真より、3切縁のメタルとレジンとの境界部分が3と接触していることが前装部の破損につながったと考えられる。3の境界部のメタルを削除し、233と同時に接触するように咬合調整する。
解説動画
コメント

3の前装部が破折したことにより1および1が側方運動で滑走するようになった可能性もあり、どこを問いたいのか少し伝わりにくい問題である。

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