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国試過去問クイズ

第116回 国家試験 過去問

領域B
矯 正
116 A-82
正答率:67.8%
近5年のピックアップ問題
12歳の男児。上顎前歯の前突感を主訴として来院した。診断の結果、矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(A)、口腔内写真(B)、エックス線画像(C)及び動的治療中の写真(D)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。
下顎頭と下顎窩の治療による変化として正しい組合せはどれか。1つ選べ。
  • a. [下顎頭]前縁の骨吸収 ─ [下顎窩]後方部の骨吸収
  • b. [下顎頭]前縁の骨添加 ─ [下顎窩]後方部の骨添加
  • c. [下顎頭]後縁の骨吸収 ─ [下顎窩]前方部の骨吸収
  • d. [下顎頭]後縁の骨添加 ─ [下顎窩]前方部の骨添加
  • e. [下顎頭]後縁の骨添加 ─ [下顎窩]後方部の骨添加
解答する
解き方
【年齢】 12歳→成長期
【主訴】 上顎前歯の前突感
【セファロ分析】
顔面角、SNP 角、SNB 角が小さい→下顎劣成長
FH平面に対する上顎中切歯歯軸傾斜角が標準値内であるがやや大きい
→上顎中切歯の唇側傾斜傾向
【画像所見】
顔面:コンベックスタイプの側貌
口腔内:❶過蓋咬合
動的治療中:アクチバトールが装着されている
解 答
e(正答率:67.8%)
a:10.3% b:6.8% c:6.4% d:8.7% e:68.0%
解 説
○ e:
アクチバトールを装着すると、下顎は構成咬合位に誘導され、下顎窩のなかで下顎頭は前下方へ誘導される。下顎窩は、下顎頭の新しい位置に適応しようと、後方部に骨添加される。また、下顎頭も形態変化を起こし、後縁に骨添加される
解説動画
ここ大事
構成咬合位に誘導されたあとの下顎窩と下顎頭の変化

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