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国試過去問クイズ

第115回 国家試験 過去問

領域C
冠 橋
115 D-62
正答率:50.7%
近5年のピックアップ問題
72歳の女性。上顎右側第一小臼歯のクラウン脱離を主訴として来院した。診察と検査の結果、4にクラウンを新製することとした。支台歯形成後の写真(A)と製作過程の画像(B、C)を別に示す。C の過程で調整できるのはどれか。2つ選べ。
  • a. テーパー
  • b. カントゥア
  • c. クリアランス
  • d. 支台歯隅角の丸み
  • e. セメントスペース
解答する
解き方
【主訴】上顎右側第一小臼歯のクラウン脱離
【治療計画】4にクラウンを新製
【画像所見】
口腔内:支台歯形成を終えた状態である
製作過程:
B:支台歯および隣在歯の形態をスキャナで読みとり、CAD ソフトウェア上で表示した状態である
C:CAD ソフトウェア上でクラウンの設計を行っている
CAD上でのデータの調整に関して問う設問である。データ上で調整できるのは製作するクラウンに付与する構造である。
解 答
b、e(正答率:50.7%)
a:6.2% b:95.8% c:40.4% d:3.4% e:53.4%
解 説
× a、c、d:
テーパー、クリアランス、支台歯隅角の丸みは支台歯形成時に綿密に検討したうえで付与しなければならない要件であり、CAD ソフトウェア上では調整できない。テーパーとクリアランスは用いる材料に応じて付与し、支台歯隅角の丸みは材料を問わず、適切なミリングのために必要不可欠である。
○ b:
クラウンのカントゥアはクラウン設計時にCAD ソフトウェア上で調整し、付与する。
○ e:
セメントスペースは、クラウン設計時にCAD ソフトウェア上で調整し、付与する。適切なセメントスペース量をデータ上で設定することで装着時の浮き上がりを防止することができる。
解説動画
ここ大事

CAD/CAM を用いたクラウン製作:112D50(p.189)を参照

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