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国試過去問クイズ

第115回 国家試験 過去問

必 修
口 外
115 D-14
正答率:56.9%
近5年のピックアップ問題
下顎辺縁切除後の術中写真を別に示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
  • a. 舌神経
  • b. 舌動脈
  • c. 舌下神経
  • d. 下歯槽神経
  • e. Wharton管
解答する
解き方
【画像所見】
❶下顎枝前縁→下顎辺縁切除により一部除去されている
❷蝶下顎靱帯→矢印で示す構造物は蝶下顎靱帯の前方を走行している解
解 答
a(正答率:56.9%)
a:56.9% b:11.2% c:0.8% d:29.0% e:2.1%
解 説
○ a:
舌神経は側頭下窩で鼓索神経と合流後、蝶下顎靱帯の前方を通過して下顎枝内側を前下方に走行する。その後は舌前方2/3や下顎の舌側歯肉に分布する。矢印で示す構造物の走行と一致している。
× b、c:
舌動脈と舌下神経はともに顎二腹筋後腹・茎突舌骨筋の深層を前方に向かって走行し、前者は舌骨舌筋の深層を前走して舌に分布、後者は舌骨舌筋の表層を前走して内舌筋やオトガイ舌筋、舌骨舌筋、茎突舌筋を支配する。ともに舌神経よりも深い位置にあるため、本症例ではみえていない。
× d:
下歯槽神経は蝶下顎靱帯と下顎枝内面の間から、蝶下顎靱帯が付着している下顎小舌の付近を通り、下顎孔に入る。舌神経よりも後方を走行しており、蝶下顎靱帯の前方を通過することはない。また、下顎孔より前方の位置では下顎管内を走行しているため、本症例ではみえていない。
× e:
Wharton管(顎下腺管)は口腔底の粘膜下を舌下腺に沿って前走している。舌神経よりも前方かつ深い位置にあるため、本症例ではみえていない。
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