【モリタ】第115回国家試験過去問（必修）115 C-1 [衛生]｜One To One Campus

必修

衛生

115 C-1

正答率：76.0%

近5年のピックアップ問題

正規分布に従う検査値において、基準範囲に含まれる個体が全体に占める割合はどれか。1つ選べ。

解答する

解き方

正規分布は統計学で頻用される。この問題は正規分布に従うと仮定できる標本集団（ここでは被検者）で設定される基準範囲は、信頼区間というものに相当することを問う基本的な問題である。この機会に母集団や標準偏差など関連する用語もあわせておさえておくとよい。

解　答

ｃ（正答率：76.0％）
ａ：0.2％　ｂ：3.0％　ｃ：76.0％　ｄ：20.6％　ｅ：0.3％

解　説

○ c：: 正規分布とは、ある母集団において平均値を中心として、母集団の各要素が左右に均等に散らばっていると仮定した確率分布である。一般的には信頼区間を95％に設定して基準範囲を定め、正常上限、正常下限を決定する。この基準範囲には母集団から抽出した標本集団の要素のうち、95％が入ることになる。平均値±標準偏差、という形で基準範囲が示される。