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国試過去問クイズ

第115回 国家試験 過去問

必 修
衛 生
115 B-10
正答率:79.5%
近5年のピックアップ問題
ある検査の質問項目を図に示す。この検査はどれか。1つ選べ。
  • a. MMSE
  • b. HDS-R
  • c. GOHAI
  • d. EAT-10
  • e. フードテスト
解答する
解き方
飲み込みの問題についての質問項目が並んでいるため、摂食嚥下障害をスクリーニングするための検査であることがわかる。
解 答
d(正答率:79.5%)
a:0.6% b:1.3% c:17.9% d:79.5% e:0.6%
解 説
× a、b:
MMSE(Mini-Mental State Examination)とHDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)は質問紙による認知症のスクリーニングで用いられる。MMSE は11項目から構成され、時間や場所の見当識、3単語の記銘と遅延再生、計算、言語や文章理解、図形把握などにより評価する。HDS-R は9項目から構成され、年齢、時間および場所の見当識、3単語の記銘と遅延再生、計算、語想起などにより評価する。
× c:
GOHAI(General Oral Health Assessment Index)は質問紙による口腔関連QOLの測定で用いられる。過去3か月間における口腔の機能面、心理社会面、疼痛・不快に関する問題の発生頻度を問う12 の質問項目で構成される。
○ d:
EAT-10(Eating Assessment Tool-10)は質問紙による摂食嚥下障害のスクリーニングで用いられる。「飲み込みの問題が原因で体重が減少した」「飲み込みの問題が外食に行くための障害になっている」「液体を飲み込むときに余分な努力が必要だ」「固形物を飲み込むときに余分な努力が必要だ」「錠剤を飲み込むときに余分な努力が必要だ」「飲み込むことが苦痛だ」「食べる喜びが飲み込みによって影響を受けている」「飲み込むときに食べ物がのどに引っかかる」「食べるときに咳が出る」「飲み込むことはストレスが多い」の10 項目の質問で構成される。
× e:
フードテストは摂食嚥下障害のスクリーニング検査であるが、質問項目に回答させるのではなく、実際にプリンなどを用いて嚥下および誤嚥の有無などを評価する検査である。
解説動画
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