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国試過去問クイズ

第115回 国家試験 過去問

領域B
修 復
115 B-44
正答率:46.0%
近5年のピックアップ問題
上顎左側第二小臼歯の実質欠損部に対し補修修復を行った。術前と術後の口腔内写真を別に示す。治療に使用したのはどれか。すべて選べ。
  • a. ウェッジ
  • b. VBATDT
  • c. ポリアクリル酸
  • d. ラバーダムシート
  • e. 研磨用ストリップス
解答する
解き方
【画像所見】メタルインレーの辺縁から口蓋側咬頭にかけて歯質が欠損している→インレー体を撤去して再修復するのではなく、補修修復するという出題である
術前:❶メタルインレー、❷象牙質、❸エナメル質
補修する窩洞がどのような材質で構成されているかをよく見極める。この窩洞は金銀パラジウム合金(メタルインレーの一般的な材質)、象牙質、エナメル質で構成されている。窩洞を構成する材質とコンポジットレジンの接着にはどのような器具・材料が必要か考える。
解 答
b、d(正答率:46.0%)
a:13.6% b:96.3% c:33.0% d:97.6% e:19.6%
解 説
× a
ウェッジは隣接面の修復で使用する。本症例では隣接面は含まれないので必要ない。
○ b:
VBATDT は貴金属に対するコンポジットレジンの接着性を向上させる硫黄系の接着性プライマーである。メタルインレー部に塗布する。サンドブラスト処理を併用するとより効果的である。
× c:
ポリアクリル酸は従来型グラスアイオノマーセメントやレジン添加型グラスアイオノマーセメントの窩洞処理に用いられる。
○ d:
水分はコンポジットレジン接着の阻害因子である。ラバーダム防湿が有効である。
× e:
研磨用ストリップスは隣接面の研磨に使用する。
解説動画
ここ大事

各種被着面に対する処理方法:113D82(p.123)を参照

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