大阪歯科大学卒
大阪歯科大学付属病院
臨床研修医
織田直樹 先生
(以下:織田先生)
大阪歯科大学卒
大阪歯科大学付属病院
臨床研修医
城坂俊樹 先生
(以下:城坂先生)
大阪歯科大学卒
大阪歯科大学付属病院
臨床研修医
小林雅佳 先生
(以下:小林先生)
城坂先生:
昼寝とかをよくしていましたね。睡眠時間を5時間〜4時間にし、それで昼寝をいっぱいするんですよ。
昼寝を1日に2回、3回した方が気分転換になるので。
小林先生:
毎日10時間くらい(勉強を)やるんですけれど、やっぱり気分が乗らない時があります。気分的にちょっと無理やな、眠たくなってきた、とか。今やっても絶対に頭に入らないだろうとか。
そういう時はやらずに、スパッと切り替えてテレビを見たりゲームをしてからパッと寝る。
城坂先生:
スキーに僕らよく行っていたので。
(気分の)切り替えで、もうずっと勉強しているとしんどくなってしまうので。
小林先生:
つぶれちゃうんですよ。勉強以前に心が。
城坂先生:
精神が一番くるので。
小林先生:
結構みんな病んでくるんです。国試直前になったら。
いくらやっても「無理や」と言い出したり「しんどい」「歯医者になるのが嫌やった」など、みんなが言い始めたり。あとは喧嘩をしたり、つまらないことで。ストレスが溜まりすぎて。口が悪くなる。
城坂先生/織田先生:
ほんとそう!ちょっとしたことで直ぐに喧嘩するなぁ。
小林先生:
勉強をするには、まずメンタルがもたないと、どんどん出来なくなってくるんです。
それで潰れていく子もいるんで。
城坂先生:
そうですね。一年間勉強しようと思ったら、2週間に1回、スキーとか自分の好きなことをする日を決めて、憂さ晴らししようするぐらいの方がいいと思います。
小林先生:
定期的に遊んでいる人の方が、実際に受かっている人が多いんですよ。
頭がめちゃめちゃ良くて、勉強も常にトップだった人が国試には落ちてしまったということもある。メンタル的にやられてしまって。勉強だけして成績が上がったら受かるというものでもないんです、国試って。
城坂先生:
精神勝負。
小林先生:
そう、最後はやっぱり精神勝負。
城坂先生:
どれだけ自分の精神を健康に保てられるか、1年間。
小林先生:
直前とかは迷走していました。勉強しない、全然。嘘と思われますが、教科書も開けていない。「もうええわ」って。前日とか。
城坂先生:
うん。そうそう。
1週間前になったら手がつかないので。みんな。
小林先生:
1週間前でみんなソワソワしだして。やっていても、もうできなくなってくる。覚えられなくなってくるんです。
城坂先生:
もう、(無意味に)ページをずっとめくったりして(笑)。
小林先生:
結局、絶対にいくら勉強しても足りない。だから最後は自分を信じて、ある意味あきらめる。
「もうこれだけやったんだから、これで落ちたら仕方がない」くらいのテンションで行った方が国試は気が楽に受けられる。
「これだけやってもできないから、もう無理や」って言う人の方が試験に落ちています。