大阪歯科大学卒
大阪歯科大学付属病院
臨床研修医
織田直樹 先生
(以下:織田先生)
大阪歯科大学卒
大阪歯科大学付属病院
臨床研修医
城坂俊樹 先生
(以下:城坂先生)
大阪歯科大学卒
大阪歯科大学付属病院
臨床研修医
小林雅佳 先生
(以下:小林先生)
小林先生:
勉強方法は人それぞれ違うと思います。
例えば(城坂を指して)彼は教科書を読んだら覚えられるタイプ。
城坂先生:
はい。教科書を最初から読んで、3周、4周っていう風に最初から最後まで全部読むような勉強法をしていましたね。
小林先生:
彼は頭がいいタイプなんで(笑)
私は教科書を読むと覚えられるかっていうと、そういう人間ではなく、過去問を読んでも理解力が悪いので。
やっていた方法といえば、過去問を解くのは一緒ですが、過去問を解いて、分からなかったところが出てくると、その範囲や一部だけを調べるのではなく、他のことも全部まとめて調べ、ノートに全部書いていました。
教科書で調べてその単語だけ、そのページだけを調べて、全部分からなかったことをノートに書き出し、テスト前一週間は他の勉強を止め、自分が作ったそのノートだけで、毎日覚えていました。
城坂先生:
そうなんや。知らなかった。
小林先生:
多分、勉強が苦手な子は、僕のやり方が良いと思います。
友達とのグループで学習をやっていたのですが、そこでやっていたのは、各自5人くらいで過去問を解き、分からないことがあったら、ホワイトボードに書き出してみんなで調べます。
「ここはどう?」「わからない」みたいな感じで。
教科書で調べたことをまたホワイトボードに書き出し、みんなで学んでいくスタイルでやっていました。
そして、わからなかったこと、友達に聞いて得た知識も全部、元々書き溜めた自分のノートに書き足していきました。
テスト前にそれを覚えるのが、多分一番効率がいいかな、と思います。
小林先生:
勉強ができない子、勉強が苦手な子は、覚えられていない子が多いんですよ。
僕もそうでしたけれど、結局、ノート等に書いたものを、そのままにしちゃうんです。
新しく授業でしたことの方に目が行っちゃって、そっちを勉強しちゃう。
とりわけ、テスト前は緊張するので、先生が授業で言ったことなどを重点的にやることが多いですが、それを無視して、自分がやり、自分が分からないところは全部そのノートに書き出しているので、最後はそのノートを一週間ずっともう丸暗記するくらい覚えていくと、自然と知識がついていきます。
知識がつくと、難しい応用問題もなんとか解けるようになってくるんです。
僕はそれでなんとなく、ちょっとずつ成績が上がっていったかな、っていう感じです。
ぶっちゃけていうと、(城坂を指して)一番できる、(織田を指して)二番できる、(自分を指して)一番できない。それがこの方法でやったら、全員抜かして一番になりました(笑)
織田先生/城坂先生:
一時的にな。
織田先生:
そこはお前調子に乗るなよ(一同笑)