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国試過去問クイズ

第117回 国家試験 過去問

必 修
生 化
117 D-9
正答率:58.8%
近5年のピックアップ問題
アンチコドンを持ちアミノ酸と結合するのはどれか。1つ選べ。
  • a. ATP
  • b. cAMP
  • c. リボソームRNA
  • d. トランスファーRNA
  • e. メッセンジャーRNA
解答する
解き方
DNAの塩基配列を鋳型として、核内にてその配列に相補的なmRNAを合成することを転写という。さらに、合成されたmRNAの塩基配列に従って、リボソームによりタンパク質を合成することを翻訳という。
解 答
d(正答率:58.8%)
a:0.6% b:2.7% c:14.3% d:58.8% e:23.7%
解 説
× a:
ATP(アデノシン三リン酸)は翻訳において、アミノ酸と反応しアミノアシル─AMPとなるが、アンチコドンはもたない。
× b:
cAMP(サイクリックAMP)は細胞内シグナル伝達におけるセカンドメッセンジャーである。アデニル酸シクラーゼによりATPから合成され、プロテインキナーゼAを活性化させる。
× c:
リボソームRNA(rRNA)はリボソームの主要構成要素で、核小体にてDNAから転写される。タンパク質合成の触媒反応も担うが、アンチコドンはもたない。
○ d:
mRNAの連続した3個1組の塩基配列をコドンといい、コドンを認識するtRNA側の塩基配列をアンチコドンとよぶ。トランスファーRNA(tRNA)は翻訳において、アミノアシル─AMPと反応し、アミノ酸と結合したアミノアシル─tRNAとなる。mRNAのコドンに相補的なアンチコドンをもつアミノアシル─ tRNAが、対応するアミノ酸をリボソームに運搬することで、ペプチド結合によるポリペプチド鎖の伸長が生じる。
× e:
メッセンジャーRNA(mRNA)は転写において合成されたのち、プロセッシングを経て成熟し、核内からリボソームへと移動する。翻訳においては、リボソームにてmRNAのコドンに相補的なアンチコドンをもつアミノアシル─tRNAが結合する。
解説動画
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