スマートフォン版サイト

国試過去問クイズ

第114回 国家試験 過去問

領域B
歯 周
114 C-32
正答率:32.2%
★★☆ MUST!
歯周外科治療と治癒形態の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  • a. ENAP ー 新付着の獲得
  • b. GTR法 ー 再付着の獲得
  • c. 歯肉切除術 ー 長い上皮性付着の獲得
  • d. フラップ手術 ー 新付着の獲得
  • e. 歯周ポケット搔爬術 ー 長い上皮性付着の獲得
解答する
アクセス
それぞれの歯周外科処置後の治癒形態について、正答数が単独か複数かによらず、正しく選択することができるようによく把握しておく必要がある。混同しやすい用語を主軸とした、実力の試される形式である。
解 説
× a
ENAP(新付着術)の治癒形態は、長い上皮性付着の獲得によるものである。
× b
GTR法のような歯周組織再生療法は、シャーピー線維が埋入した新生セメント質を伴う結合組織性付着(新付着の獲得)で治癒する。
○ c:
歯肉切除術の治癒形態は、長い上皮性付着の獲得によるものである。
× d
フラップ手術の治癒形態は、長い上皮性付着の獲得によるものである。
○ e:
歯周ポケット搔爬術の治癒形態は、長い上皮性付着の獲得によるものである。
解説動画
Point&Advice
歯周外科処置後の治癒形態
  • ①長い上皮性付着の獲得
    歯周治療により露出根面に、結合組織より成長の速い上皮が付着すること。歯肉切除術、歯周ポケット搔爬術、新付着術(ENAP)、歯肉剥離搔爬術(フラップ手術)、歯周形成手術でみられる。
  • ②再付着
    切開または外傷により健全な歯根面から離断された歯肉結合組織が、再び歯根面に付着すること。歯周外科手術でポケット底より根尖側で離断された領域にみられる。
  • ③新付着
    歯周病などによって露出した根面に、シャーピー線維が埋入した新生セメント質を伴う結合組織が付着すること。歯周組織再生療法(GTR法、エナメルマトリックスタンパク質の応用、骨移植、FGF‒2製剤の応用など)でみられる。
国家試験対策に
約80%の受験生が選んだ過去問題集の決定版。実践の過去問に挑戦しよう! 表紙イメージ

実践
約80%の受験生が選んだ過去問題集の決定版。

詳しく見る >
10minutes Master イメージ

10minutes Master
短い時間(10分間)でポイントをギュッと濃縮。スキマ時間学習におすすめです。

詳しく見る >

国試過去問クイズの解答をご覧いただくには「LINE 友だちアンケートへの回答」
もしくは、「ログイン(LINE 友だちアンケート回答済の方)」が必要になります。

LINE@ 友だち募集中 お役立ち情報をいち早く入手! 友だち追加はこちら
LINE@ 友だち募集中 お役立ち情報をいち早く入手! 友だち追加はこちら LINE@ 友だち募集中 お役立ち情報をいち早く入手! 友だち追加はこちら
pagetop