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国試過去問クイズ

第114回 国家試験 過去問

領域B
矯 正
114 A-61
正答率:74.5%
★★☆ MUST!
マルチブラケット装置を用いた矯正歯科治療で下顎の加強固定に用いるのはどれか。3つ選べ。
  • a. II級ゴム
  • b. チンキャップ
  • c. リップバンパー
  • d. リンガルアーチ
  • e. 歯科矯正用アンカースクリュー
解答する
アクセス
マルチブラケット装置を用いた矯正治療では、その症例の多くで前歯部を舌側移動させる際に大臼歯が近心移動しないよう固定を強化しておく必要があり、これを加強固定という。下顎の加強固定としてマルチブラケット装置と併用できる装置を選択する。
解 説
× a:
II級ゴムは上顎前歯から下顎大臼歯にかける顎間ゴムであり、下顎大臼歯を近心移動させる作用がある。
× b:
チンキャップは下顎骨の前方成長を抑制する装置であり、下顎大臼歯の近心移動防止の作用はない。
○ c:
リップバンパーは下口唇圧を下顎大臼歯に伝え、大臼歯の近心移動を防止する装置である。マルチブラケット装置とも併用でき、下顎の加強固定に用いられる。
○ d:
リンガルアーチは歯列弓周長を維持し、下顎大臼歯の近心移動を防止する装置である。マルチブラケット装置と併用が可能であり、保隙や加強固定として用いられる。
○ e:
歯科矯正用アンカースリューを下顎骨内に埋入し、歯やワイヤーと結紮することで大臼歯の近心移動を防止することができる。マルチブラケット装置と併用が可能であり、強固な固定源として用いられる。
解説動画
Point&Advice
下顎の加強固定に使用される装置や方法

①リップバンパー
②リンガルアーチ
③歯科矯正用アンカースクリュー
④準備固定

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