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下顎切歯を1mm 舌側移動させると、歯列弓周長が片側で1mm 減少するので、両側で2mm 減少することとなり、ヘッドプレートコレクションは-2mm となる。すなわち、下顎切歯の移動量の2 倍がヘッドプレートコレクションの値となる。下顎切歯が舌側移動すればヘッドプレートコレクションはマイナス(-)となり、下顎切歯が唇側移動すればヘッドプレートコレクションはプラス(+)となる。
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領域B
Arch length discrepancy=available arch length-required arch lengthであり、本症例では67mm-71mm=-4mmである。total discrepancyは-8mmであることから、ヘッドプレートコレクションは、(-8mm)-(-4mm)=-4mmである。
ヘッドプレートコレクションは下顎切歯を移動させたときの歯列弓周長の変化量である。本症例では歯列弓周長が4mm短くなることを意味しているので、下顎切歯は2mm舌側移動させる治療計画となる。
解説動画
下顎切歯の移動量とヘッドプレートコレクションの関係
下顎切歯を1mm 舌側移動させると、歯列弓周長が片側で1mm 減少するので、両側で2mm 減少することとなり、ヘッドプレートコレクションは-2mm となる。すなわち、下顎切歯の移動量の2 倍がヘッドプレートコレクションの値となる。下顎切歯が舌側移動すればヘッドプレートコレクションはマイナス(-)となり、下顎切歯が唇側移動すればヘッドプレートコレクションはプラス(+)となる。