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国試過去問クイズ

第114回 国家試験 過去問

領域B
歯 周
114 D-45
正答率:57.9%
★★☆ MUST!
GTR法について正しいのはどれか。3つ選べ。
  • a. 結合組織性付着により治癒する
  • b. 歯肉上皮細胞の侵入を阻止する
  • c. 水平性骨吸収部位が適応となる
  • d. 歯根膜由来細胞の増殖を促進する
  • e. LindheとNymanの根分岐部病変の分類1〜2度が適応となる
解答する
アクセス
GTR法の基本的な概念について把握しておく必要がある。選択肢の内容をていねいにチェックする必要がある。
解 説
○ a、b、e:
GTR法は、LindheとNymanの根分岐部病変の分類1〜2度の症例が適応となる。結合組織性付着による治癒を目的に、保護膜を用いて歯肉上皮細胞や歯肉結合組織の根尖側への侵入を阻止し、歯根膜由来の細胞を歯冠側根面に誘導する処置である。
× c:
水平性骨吸収部位にはGTRメンブレンでスペースを確保することができないため、GTR法は適応しない。垂直性骨吸収(とくに2壁性と3壁性)がおもな適応である。
× d:
GTR法では、歯根膜由来細胞の増殖を促進するような効果は得られない。手術ではスペース確保のみが行われ、再生は歯根膜由来細胞自身の増殖能力に依存する。
解説動画
Point&Advice
吸収性のGTR膜
  • ・アテロコラーゲン膜:生体(ウシなど)由来材料
    コラゲナーゼによって分解され、体内で代謝、排泄される。
  • ・合成高分子膜:乳酸とグリコール酸との合成高分子材料
    生体吸収性で乳酸とグリコール酸に分かれ、最終的に炭酸ガスと水になり体外に排出される。
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