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国試過去問クイズ

第114回 国家試験 過去問

必 修
衛 生
114 B-6
正答率:67.5%
★★☆ MUST!
認知症を疑う患者にある検査を行った。検査の一項目として、提示した図形を描き写させた。提示した図形を示す。この検査はどれか。1つ選べ。
  • a. CDR
  • b. FAST
  • c. FIM
  • d. HDS‒R
  • e. MMSE
解答する
アクセス
認知機能検査にはさまざまな方法があるが、なかでもHDS‒RやMMSEは認知症のスクリーニング検査として最もよく用いられている。
解 説
× a:
CDR(Clinical Dementia Rating)は観察法による認知機能検査であり、認知症の臨床的重症度の評価を行う。記憶、見当識および判断力などの認知機能と、家庭生活や趣味・関心、地域社会活動、介護状況などの日常生活の状態から総合的に評価する。
× b:
FAST(Functional Assessment Staging)は観察法による認知機能検査であり、Alzheimer型認知症の病期分類に用いられる。日常生活動作(ADL)障害の程度によって進行度を7段階に分類する。
× c:
FIM(Functional Independence Measure)はADLにおける機能的自立度を評価する検査法である。セルフケア、排泄、移乗、移動などの運動ADLと、コミュニケーションと社会認識の認知ADLの自立度を各7段階で評価する。
× d:
HDS‒R(改定長谷川式簡易知能評価スケール)は質問紙法による認知機能検査である。9項目から構成され、年齢、時間および場所の見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、語想起などからなる。
○ e:
MMSE(Mini‒Mental State Examination)は質問紙法による認知機能検査である。11項目から構成され、時間や場所の見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算のほか、文章の読解や書字、図形模写などの検査からなる。
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