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国試過去問クイズ

第114回 国家試験 過去問

必 修
外 科
114 B-17
正答率:63.0%
★★☆ MUST!
頸部郭清術変法(保存的・機能的)の術中写真(巻末No.2 p2)を別に示す。筋鉤で牽引している筋を支配する神経(矢印)はどれか。1つ選べ。
  • a. 副神経
  • b. 頸横神経
  • c. 舌下神経
  • d. 迷走神経
  • e. 大耳介神経
解答する
アクセス
筋鉤で牽引している筋は胸鎖乳突筋である。この筋やその支配神経、内頸静脈を可及的に温存しつつ、頸部リンパ節の郭清を行う術式が頸部郭清術変法(保存的・機能的)である。
解 説
○ a:
矢印は副神経の胸鎖乳突筋枝が前上方から胸鎖乳突筋の内面に進入しているところである。副神経は延髄と頸髄から起こり、前者から起こる内枝は迷走神経と合流しておもに喉頭の筋に分布し、後者から起こる外枝は僧帽筋と胸鎖乳突筋を支配する。
× b:
頸横神経は胸鎖乳突筋上を横走し、前頸部の皮膚を支配する。
× c:
舌下神経は総頸動脈分岐部上方で顎二腹筋後腹の内側から前下方に進み、舌筋を支配する。
× d:
内頸静脈の内側に位置する迷走神経は内頸動脈と内頸静脈とともに下行して胸腔に入る。
× e:
大耳介神経は胸鎖乳突筋上を斜め上に走行し、耳介とその付近の皮膚を支配する。
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