領域C
全 部
112 C-66
正答率:32.7%
★★☆ MUST!
- 72歳の女性。上顎右側半側切除後の補綴処置を希望して来院した。術前は上顎全部床義歯を装着していたという。上顎前歯部顎堤と下顎前歯部間の開口量は20mm であった。検査の結果、上顎顎義歯を製作することとした。初診時の開口時の写真(別冊
No.144A p81)と作業用模型の写真(別冊No.144B p81)を別に示す。顎義歯製作について適切なのはどれか。2つ選べ。

-
- a. 義歯床と栓塞部の分割型とする。
- b. 栓塞子周囲に軟質裏装材を用いる。
- c. 臼歯部の咬合接触は左右均等にする。
- d. 栓塞子は強度を高めるため充実型とする。
- e. 栓塞子は欠損部の最深部まで延ばした形態とする。
解答する
開口量が不十分な症例での顎義歯の製作については111D─69(245頁)のポイント&アドバイスを参照のこと。