スマートフォン版サイト

国試過去問クイズ

第112回 国家試験 過去問

領域C
冠 橋
112 B-69
正答率:63.1%
★★☆ MUST!
57歳の女性。上顎右側犬歯部の歯肉退縮に伴う審美不良を主訴として来院した。検査の結果、オールセラミッククラウンで修復することとした。作業用模型上の築造体の写真(別冊No.63A p34)と築造体装着直後に行ったある操作の口腔内写真(別冊No.63B p34)を別に示す。次に行うのはどれか。1つ選べ。
  • a. 色調選択
  • b. 歯肉切除
  • c. 支台歯形成
  • d. 精密印象採得
  • e. 個歯トレー用印象採得
解答する
アクセス
間接法レジンコアの支台歯への装着直後に、圧排用綿糸を歯肉溝に挿入している。圧排用綿糸のいくつかある用途のうち、どれが主目的になっているのかを考え、臨床手順を思い浮かべながら選択肢を吟味していこう。
解 説
× a:
築造体装着直後に圧排コード(圧排糸、圧排用綿糸)を挿入しても、とくに色調選択に有用ではない。
× b:
歯肉切除は、歯肉増殖の症例や歯肉縁下やや深くに達する支台歯形成後などに必要に応じて行う外科的圧排にあたる。圧排コードを先立って挿入する必要はない。なお、本症例で外科的圧排の必要性はないと考えられる。
○ c:
築造体装着後は支台歯形成を行う。装着直後に圧排コードを挿入して歯肉を排除すれば、支台歯形成中の歯肉の損傷を防止することができる。支台歯形成時に歯肉を損傷するとエマージェンスプロファイルの設定が難しくなるほか、術後の歯肉退縮によりフィニッシュラインの位置不良が起こり得る。
× d:
精密印象採得時の圧排コードの挿入は、歯肉圧排とともに滲出液などのコントロールにもなり、よく知られた目的の一つである。しかし、本症例では支台歯形成直前に挿入しているため、タイミングが異なる。
× e:
個歯トレーは口腔内で常温重合レジンを追加して辺縁調整を行う。そのため個歯トレー製作のための印象採得時に歯肉圧排を行う必要はない。
解説動画
Point&Advice

歯肉圧排については102A ─ 60(174 頁)のポイント&アドバイスを参照のこと。

国家試験対策に
約90%の受験生が選んだ過去問題集の決定版。実践の過去問に挑戦しよう! 表紙イメージ

実践
約90%の受験生が選んだ過去問題集の決定版。

詳しく見る >
国試重要ポイント講座 動画イメージ

国試重要ポイント講座
国試合格への第一歩

詳しく見る >

国試過去問クイズの解答をご覧いただくには「LINE 友だちアンケートへの回答」
もしくは、「ログイン(LINE 友だちアンケート回答済の方)」が必要になります。

LINE@ 友だち募集中 お役立ち情報をいち早く入手! 友だち追加はこちら
LINE@ 友だち募集中 お役立ち情報をいち早く入手! 友だち追加はこちら LINE@ 友だち募集中 お役立ち情報をいち早く入手! 友だち追加はこちら
pagetop