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国試過去問クイズ

第112回 国家試験 過去問

領域B
矯 正
112 B-46
正答率:47.7%
★★☆ MUST!
上咽頭腔の狭窄による口呼吸のリスクが高いのはどれか。2つ選べ。
  • a. Apert 症候群
  • b. Crouzon 症候群
  • c. Robin シークエンス
  • d. Treacher Collins症候群
  • e. Beckwith ─ Wiedemann 症候群
解答する
アクセス
咽頭は上方が広く、下方が狭くなる漏斗状の器官で、上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つに区分される。上咽頭は鼻腔につづく硬口蓋、軟口蓋の移行部から頭蓋底までをさし、上咽頭腔は別名、鼻咽腔ともよばれる。先天的な異常によって頭頸部に解剖学的な異常がみられる症候群は多いが、上咽頭腔の狭窄という記載より、口蓋レベルからそれよりも上方に異常がみられるということがわかれば解答は容易である。
解 説
○ a、b:
Apert 症候群は冠状縫合の早期癒合により成長が抑制される結果、頭蓋の変形、尖頭、上顎発育不全、高口蓋、眼球突出などに加え、指趾の融合(合指趾症)がみられる。Crouzon症候群は Apert症候群の症状から合指趾症を除いた異常がみられる。両者ともに上咽頭領域の発育が抑制されるため、鼻腔や上咽頭腔も狭窄し口呼吸がみられることがある。
× c:
Robin シークエンスは両側性の下顎低形成のため小下顎症やそれに伴う舌根沈下から呼吸障害を起こしやすいが、上咽頭腔よりも下方の発育不全であるため上咽頭腔の狭窄はみられない。
× d:
Treacher Collins症候群は第一、第二鰓弓由来の組織が両側性に発育不全をきたしたものである。先天性の小下顎症やそれに伴う舌根沈下から呼吸障害を起こしやすいが、上咽頭腔よりも下方の発育不全である。
× e:
Beckwith ─ Wiedemann症候群は巨舌、腹壁欠損(臍帯ヘルニア、腹直筋解離、臍ヘルニア)、過成長を3主徴とする先天奇形症候群である。顔面領域では下顎の過成長もみられる。上咽頭腔の狭窄はみられない。
Point&Advice
上顎の発育異常を伴う症候群

①鎖骨頭蓋骨異形成症
②Crouzon症候群(頭蓋顔面異骨症)
③Apert症候群(尖頭合指症))
④Down症候群

下顎の発育異常を伴う症候群

①Robinシークエンス
②Treacher Collins症候群
③ Goldenhar症候群
④Beckwith ─ Wiedemann症候群

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